トヨタ ヤリスのグレードの違いとは?ユーザーの口コミも紹介【購入ガイド】
掲載 carview! 1
掲載 carview! 1
ヤリスは、トヨタが販売するコンパクトカーです。ヴィッツが4代目へモデルチェンジされるタイミングで、グローバルネーム「ヤリス」へ統一されました。3つのグレードがありますが、グレードごとの違いが分からない方もいるのではないでしょうか。
この記事では、ヤリスのグレードごとの特徴を解説します。実際にヤリスを購入した方の口コミも紹介していますので、購入を検討されている方はぜひ参考にしてください。
目次
ヤリスには、3つのグレードがあります。それぞれのグレードの違いを知る前に、ヤリスの歴史を振り返りましょう。ヤリスはかつて、4つのグレードを販売していた時期もありました。ヤリスの特徴や歴史を簡単に紹介します。
かつてトヨタは、メーカーを代表するコンパクトカー「ヴィッツ」を販売していたことをご存じの方もいらっしゃるかもしれません。ヴィッツが、4代目へフルモデルチェンジされるのを機に、車名がヤリスへ変更されました。
車名「ヤリス」は、この時点で初めて生まれたわけではありません。日本国内向けにヴィッツという車名で販売されていた頃から、海外では「ヤリス」として販売されていました。
2022年9月現在、トヨタがラインナップするヤリスのグレードは「X」「G」「Z」の3つです。全てのグレードでハイブリッドモデルとガソリンモデルを選択できます。
ハイブリッドモデルは、1.5Lのエンジンと2WDもしくはE-Four(4WD)の組み合わせのみです。ガソリンモデルは、1.0Lのエンジンと2WD、1.5Lのエンジンと2WDもしくはE-Fourの組み合わせを選べます。ただし、Zでは1.0Lのエンジンを選べません。
マニュアル仕様のヤリスの購入を検討している方はどのグレードも選べますが、E-Four設定がないことを覚えておきましょう。
現在は3つのグレードがラインナップされていますが、2022年8月までは「X“Bパッケージ”」を含めた4つのグレードがありました。
X“Bパッケージ”は、さまざまな装備を最小限に抑えたグレードです。例えば、トヨタセーフティセンスや先行車発進告知機能なども、除かれています。装備を最小限に抑えた廉価版として、当時は139万5,000円で販売されていました。
他のグレードはハイブリッドモデルがありますが、X“Bパッケージ”はガソリンモデルのみです。
まず紹介するグレードは、エントリーモデルに位置するXです。「エントリーモデル=安いだけが魅力」といった印象を持っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ヤリスのエントリーモデルは、他車種の上級グレードより優れている点もあります。
Xに標準装備されている内容を一部紹介します。他のグレードとの比較材料にもなりますので、参考にしてください。
Xのヘッドライトには、プロジェクター式のハロゲンヘッドランプが採用されています。マニュアルレベリング機能付きのため、荷物の量などに応じて好みに照射方向を調節可能です。メーターは、4.2インチTFT液晶内蔵のアナログ式メーターが備わっています。
エアコン操作パネルは、ハイブリッドモデルがオートエアコン、ガソリンモデルがマニュアルエアコンです。
エントリーモデルでも、トヨタの予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」は標準装備されています。死亡事故の起こりやすい状況において、衝突回避・被害軽減をサポートするものです。
例えば、歩行者や自転車との衝突回避・被害軽減をサポートする「プリクラッシュセーフティー」や、車線中央を走行するようにステアリング操作をアシストする「レーントレーシングアシスト」が備わっています。
Xはエントリーグレードでありながら、燃費性能に優れているのが特徴です。新開発されたエンジンの最大熱効率は40%を超えており、他のグレードより車両重量が軽いため燃費性能が高くなっています。
Xの燃費(WLTCモード)は、ガソリンモデルが19.2km/L~21.6km/L、ハイブリッドモデルが30.2km/L~36.0km/Lです。燃費性能を重視したい方は、Xをチェックしましょう。
下記は、Xの新車価格と中古車相場の一覧です。
ガソリンモデル | 1.0L CVT 2WD | 147万円 |
---|---|---|
同上 | 1.5L 6MT 2WD | 154万8,000円 |
同上 | 1.5L CVT 2WD | 162万4,000円 |
同上 | 1.5L CVT 4WD | 185万7,000円 |
ハイブリッドモデル | 1.5L 2WD | 201万3,000円 |
同上 | 1.5L E-Four | 225万6,000円 |
103万円~298万円
エントリーモデルのXからワンランクアップした機能や装備が備わっているのが、Gです。使いやすさを充実させたい方や、予算に余裕のある方は、Gも比較しましょう。ここでは、Gの特徴や魅力、価格について紹介します。
Gは、選択できるメーカーオプションの種類が増えます。例えば、Gは14インチのスチールホイールが標準装備されていますが、メーカーオプションを利用すれば15インチのアルミホールを装着可能です(1.0Lガソリンモデルを除く)。
ライト周りは、ハロゲンヘッドランプからフルLEDヘッドランプへ、LEDテールランプ・ストップランプからフルLEDリアコンビネーションランプへ変更できます。LEDなら消費電力が小さく、バッテリーへの負担も軽減可能です。
Gより上のグレードには、8インチのディスプレイオーディオが標準装備されます。Xに標準装備される7インチのディスプレイオーディオよりも、見やすさを実感できるでしょう。
ディスプレイオーディオはバックガイドモニターが表示されるほか、スマートフォンとの連携も可能です。連携させることで、電話や音楽などスマートフォンのアプリを、ディスプレイ上で操作できます。
下記は、Gの新車価格と中古車相場の一覧です。
ガソリンモデル | 1.0L CVT 2WD | 164万5,000円 |
---|---|---|
同上 | 1.5L MT 2WD | 172万3,000円 |
同上 | 1.5L CVT 2WD | 179万9,000円 |
同上 | 1.5L CVT 4WD | 199万7,000円 |
ハイブリッドモデル | 1.5L 2WD | 214万5,000円 |
同上 | 1.5L E-Four | 235万3,000円 |
103万円~298万円
Zはヤリスの中でも、最も装備が充実したグレードです。Zを選ぶと、他のグレードにはなかった装備が標準装備されていたり、メーカーオプションとして選択できたりします。より充実したヤリスに乗りたい方は、ぜひ参考にしてください。
Zには、他のグレード同様にスチールホイールが標準装備されていますが、メーカーオプションを利用すれば16インチの切削光輝アルミホイールも装着可能です。足回り以外にも、ブラック塗装されたフロントグリルや大型リアスポイラーが採用されています。
ライト周りは全てフルLEDです。スタイリッシュなエクステリアデザインに、他のグレードとは違った雰囲気を味わえるでしょう。
これまで紹介したグレードよりも、快適性をアップする装備が備わっています。例えば、ステアリングホイールです。他のグレードはウレタン素材ですが、Zには本革が使用されています。ヒーター機能もあるため、冬のドライブも快適でしょう。
シートヒーター(運転席・助手席)や、好みのシートポジションを記憶するイージーリターン機能(運転席)も標準装備されています。
Zは、メーカーオプションを利用するとカラーヘッドアップディスプレイを装着できます。Z以外のグレードではメーカーオプションの設定がありません。
ヘッドアップディスプレイを装着すると、フロントウインドウ上にシフトポジションや車速、エンジン回転数など運転に必要な情報が映し出されます。ディーラーオプション装着のナビと連携すると、ルートの案内表示も可能です。
下記は、Zの新車価格と中古車相場の一覧です。Zには1.0Lエンジンを搭載したモデルはありません。
ガソリンモデル | 1.5L 6MT 2WD | 190万4,000円 |
---|---|---|
同上 | 1.5L CVT 2WD | 200万8,000円 |
同上 | 1.5L CVT 4WD | 220万6,000円 |
ハイブリッドモデル | 1.5L 2WD | 235万円 |
同上 | 1.5L E-Four | 254万8,000円 |
103万円~298万円
まだヤリスの購入を決めかねている方もいらっしゃるかもしれません。ヤリスの魅力は、実際に所有している方の評判を知るとさらに実感できるでしょう。ここでは、車のSNSサイト「みんカラ」に投稿されている口コミを紹介します。ぜひ参考にしてください。
まず紹介する口コミは、積載性に関する内容です。みんカラの口コミには『数少ないリアシートが存在するクルマとして(ゴルフバッグを積むのに)重宝している。』といった内容があります。
ヤリスはリアシートを左右独立して倒すことが可能です。片方を倒せば、ゴルフバッグも縦に積めます。人数や荷物の大きさに柔軟に対応できるのは、ヤリスの魅力のひとつです。
走行性能面でも、ヤリスは評価されています。みんカラの口コミには『1,500ccコンパクトで若干だけど官能を刺激される不思議な魅力のクルマだと思います。』や『6MTモデルはスポーツモデルとも言えるくらいに走りの能力が高い。』といった投稿がありました。
ガソリン車の1.5Lのエンジンは、新たに開発されたものが採用されています。高出力化と軽量化が合わさったことで、レスポンスの良い走りを楽しむことが可能です。
車の運転に慣れていない方や女性ドライバーからも高い評価を得ています。みんカラの口コミには『運転席と助手席にシートヒーターが装備されているので、エアコンよりも早く体が温まり女性ドライバーには、大変やさしい、車です。』といった投稿がありました。
この他『足回りやハンドル操作、挙動についても小回りが効くのでまろやかなハンドリングです。』というように評価されている方もいます。低重心化されたことと、小さな最小回転半径がヤリスの取り回しやすさを実現しているのでしょう。
2022年9月現在、ラインナップされている新車のヤリスのグレードは、エントリーモデルの「X」・機能性をアップさせた「G」・ハイエンドモデルの「Z」の3種類です。2022年8月までは、廉価版のグレード「X“Bパッケージ”」も販売されていました。
X“Bパッケージ”は中古車市場に流通しています。購入費用を抑えたい方は、中古車がおすすめです。中古車なら人気のグレードでも、新車のように長い納期を待つ必要がありません。自分好みのヤリスがないかチェックしましょう。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
ホンダ ZR-V&N-BOX 自動車アセスメントで「ファイブスター賞」獲得【動画あり】
ロールス・ロイス 新型「カリナン シリーズII」 迫力増した「ブラックバッジ」発表
ロールス・ロイス「カリナン シリーズ II」発表 ブランド初のSUVが進化【動画あり】
ドゥカティによる三つ巴の激闘をマルティンが制す。M.マルケスは最終ラップで2位奪取/第5戦フランスGP
ポルシェ「ハイブリッド版911」ワールドプレミアは5月28日、夜10時!オンラインで生配信
【最終結果】2024年WRC第5戦ラリー・ポルトガル パワーステージ後
オジエが2連勝。突然の濃霧もお構いなし、自身6度目のラリー・ポルトガル制覇【WRC第5戦最終日】
中古200万円超えにも納得!! 1.5Lターボが超刺激的! コルトの超絶モデル[ラリーアート]
レーシングドライバー前澤友作、フェラーリ・チャレンジのデビュー戦でクラス優勝&3位の活躍
テインは中国工場もすげーぞ!! 全数検査で品質は折り紙つき 世界に誇る日本のサスはどう作られる?
まるで三菱「ギャランGTO」のような「ミニカスキッパー」は360cc!「パーツはストックしてずっと維持していきます」
赤旗後の“1時間44分”は「スポーツの公平性」のため。物議を醸すWEC第3戦の延長措置をFIAが説明
若者も注目するアメ車の“異世界”。「ジープ ラングラー」大幅値下げ戦略と日本で人気上昇の背景
どちらがお好み? コンパクトミニバン対決!「新型フリードvsシエンタ」注目ポイントはココだ
オラオラ系エアーに車中泊クロスター。ホンダアクセスの新型フリード用パーツがなかなかイケてる
【えっ、もう受注開始?】新型「フリード」今日から予約可! 6月の発売待ちは悪手。販売店ナマ情報
レクサスLM“3列6人乗り”ついに発売! 4人乗りと何が変わった? 1500万円でライバルは高級SUV
新型「フリード」は2連ラインLEDの未来顔! 「エアー」登場でまさかのステップワゴン方式に
【まさに次期マツダ6?】マツダが中国で発表した流麗な新型セダンの日本導入が“絶対にない”理由
新型「フリード」5月登場! 「シエンタ」も改良で大激戦。デザイン派かコスパ派かでお勧めが違う
【年内納車も!】CX-80日本モデルは6月発表、8月予約開始。発売が遅れた“嬉しい理由”とは?